帰国後の雑感

帰国して感じたこと、感じていることをまとめる時間的余裕がないけれど、

後々振り返りたいし、じっくりと向き合って言葉にしていきたいと思っているので、

散文の箇条書き、ツイッターのようになると思うけれど書き留めていこうと思います。

どんどん追記していきます。



あの居心地の良さは何だろう


同期間、家族でオランダへ行った時には生じなかった感触を得ました。この感じ、一体なんだろう。

・他者との距離が近い

・外にいる時間が多い

・外に行き、他者と触れ合う機会が多い

・動物との距離が近い(バンコクは除く)

・今の暮らしの延長線上にある感じ

・人間社会に触れられた手応え

・個人の自由と社会やコミュニティの関わり具合

・封建社会ー民主主義ー「愛のある封建社会」 こう表現していたのは上杉鷹山だったか、岡倉天心だったか。。その片鱗を垣間見た感じ。

・個の自由がある感じ

・寛容的な社会と自分で判断する責任感の共存
佐伯さんのブログを拝読。

第1041回 病老死を遠ざけたいという、現代の屈折した病 - 風の旅人 〜放浪のすすめ〜

文章の中に出てくる瘤についての考察を読んでいて、タイに感じた心地よさとの共通性を見た。

瘤を愛す社会という言い回しは違う、瘤を包摂するとも違う、瘤を認めるというのもなんだか違う。そういう主客分離の価値観とは異なるのだろうと思う。

だから、瘤が瘤でいられる、ただ瘤であり続けられる場、土壌、世界観や社会に心地よさを感じられるのではないか。

タイは、バンコクという近代的都市であっても瘤のまま存在でき、私自身も瘤で居られる。

ありのままで居られることから得られる心地良さだろうか。
・子供への優しさ、愛情がたっぷり

まるで我が子のように接してくれる。抱っこして愛情を注いでくれる。

子供がうるさい、泣き声が鬱陶しい、と忌み嫌う日本とは大きく違った。余計に日本人サラリーマンの器量の無さが目立った。日本社会に蔓延する風潮も。

・他者への関心は高く、個を尊重(などと言うこと自体堅苦しい)する
・ほどよい力の抜き加減

・いい加減を知ることになった。

・日本的美意識を損なうことなく、不完全を敬い楽しむことができるヒントを感じた

現代日本社会に感じる神経質な感じは、日本的美意識からは遠のいているのではないか。
・ほどほどがよい。という感じ、コスタリカにもあったかも。ベトナムだって。

・発展途上国(嫌いな言い方)なんかではなく、柔軟に現代社会に適応していっている感じ